苔玉をおしゃれに仕上げるポイントを伝授！植物選びから器選びまで解説

丸くて可愛らしい苔玉は、癒しのアイテムとしてもインテリアとしても、もちろん観葉植物としても人気が高いアイテムです。
置くだけでも可愛い苔玉ですが、植物選びや器選びにこだわれば、もっとおしゃれに仕上がりますよ！
今回は、苔玉に使う植物や器について詳しくご紹介していきます。

苔玉とは？

盆栽の「根洗い」をルーツとする苔玉は、植物の根の部分を丸く形作り苔で覆うように作り上げます。
盆栽のように場所を取らず、決まりもなく、苔と植物を一緒に自由に楽しめることから、今注目を集めています。

苔玉にはどんな植物が使えるの？

苔玉にルールはありません。
好きな植物を苔玉にして楽しんでいただくのが、愛着がわき、苔と植物を慈しむことができる一番の方法かと思います。
とは言っても、どんな植物を選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか？
ここでは、観葉植物と園芸植物から、苔玉として楽しめる代表的な植物をご紹介いたします！

観葉植物

温暖な地域に生息するため、室内で育てやすい観葉植物は、苔玉にもおすすめの植物です。
特に、初めて苔玉を楽しむ方は難しいお手入れが必要ない観葉植物から始めてみるのもおすすめですよ！

ガジュマル

ふっくらと丸っこい幹が可愛く、観葉植物としての人気が高いガジュマルは苔玉としても楽しめます。
東南アジアなどに生息するため、暑さに強く、寒さに弱いのが特徴です。
「多幸の樹」とも呼ばれているため、大切な方への贈り物にもぴったりの植物ですね。

アイビー

つる性の植物であるアイビーは、葉の形が特徴的な植物です。
苔玉にして吊るせば、おしゃれなインテリアとしてお部屋のアクセントになります。
お水をたくさん必要とする植物なので、こまめに様子を見て水やりしてあげてくださいね！

モンステラ

観葉植物の中でも有名なモンステラは、苔玉にすることで和洋ミックスされた印象を作り出せます！
葉の切れ込みが特徴的なモンステラは、古くなると色が悪くなるので注意して様子を見てあげましょう。
直射日光を避けた明るい部屋で育ててあげるのがおすすめです。

園芸植物

外で育てる園芸植物も、苔玉にして楽しむことができます！
観葉植物と比較すると、四季の違いを味わえるのが嬉しいポイントですね。

イバラ

「ノイバラ」とも呼ばれる低木類で、日本のバラの代表的な原種とされています。
バラ科バラ属なので、日々のお手入れではトゲに注意してください。
枝は横方向に成長していくので、バランスを見て剪定すれば、雰囲気のある苔玉に仕上がります！
よく育つ植物なので、苔玉の部分は大きめに作るのがおすすめです。

苔玉に使う器の選び方

苔玉を楽しむのに欠かせないのが「器」ですよね。
苔玉をどんな器に乗せるかで、一気に雰囲気が変わります！
まずは、苔玉に使う器の選び方から学んでいきましょう。

大きさから選ぶ

苔玉がきちんとのる大きさの器なら、どんなものを使っても大丈夫。
おすすめなのは、苔玉がしっかりと見える平たいプレートや小皿です！
軽く窪みがある器も、苔玉の丸さが強調されて可愛らしく仕上がりそうですね。

色から選ぶ

お部屋の中に飾る場合は、色から選ぶのもおすすめです。
お部屋になじむ色を選んでも、アクセントになる色を選んでも良いでしょう。
苔玉の緑や植物の色が生えるように色合いを見て選んでみてください。

おしゃれな苔玉になるおすすめの器

苔玉のために新しい器を準備するのも楽しいですが、すでに持っているお気に入りの器も苔玉に合うかもしれません。
おしゃれな苔玉になるおすすめの器をご紹介していきます。

和風の器

盆栽がルーツの苔玉は、和風の器に乗せると趣があります。
ツヤがあれば高級感のある雰囲気に、マットならスタイリングな雰囲気に仕上がりますよ。
柄の入った器もおすすめです！

カラフルな器

カラフルな色の器に乗せても可愛く仕上がります！
赤や黄色の器を使うと、苔玉の緑が際立ちます。
レモンライムやターコイズブルーといった色と合わせるとおしゃれな印象になります。

ガラスの器

ガラスに苔玉を乗せると、清涼感や透明感を演出できます。
深さがある器に入れても、ガラスを通して苔玉全体を鑑賞できるのが特徴です。
色付きのガラスでも透明のガラスでも、苔玉との相性はバッチリなので、インテリアとして苔玉を楽しみたい方にはおすすめです！

まとめ

植物の成長を楽しみたい方にも、インテリアとして緑を取り入れたい方にもおすすめの苔玉についてご紹介しました。
観葉植物も園芸植物も苔玉にして楽しめるので、自分の好みの植物を探してみてください。
また、器選びにもルールはありません。
ご紹介したポイントを参考に、飾る場所の雰囲気や苔玉と合いそうな器を見つけてみましょう！